日本赤十字放射線技師会

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中国四国ブロックにてモニタ管理講習会が開催されました

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益井会長挨拶

  • 大寒波が襲来した1月15日(土)岡山赤十字病院にて、中国四国ブロック・モニタ管理講習会が開催されました。    

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西田ブロック理事挨拶

  • 中国四国ブロック内から9施設、外から2施設、計27名の参加がありました。遠くは山口や高知からも参加されており、意識の高さが感じられました。

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ご講演いただいた斎藤氏

  • 第一部の齊藤氏(ナナオ)の講義から、おなじみの真野(名古屋第二)松村(神戸)両氏及び、加藤氏(松江)の計三施設の管理状況の報告へと続き、そして最後に、五名づつ分かれて、実機を用いた管理実習を行いました。

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立派な研修会場でした

  • 残念ながら時間が押してしまい、個々での実習が満足にできませんでしたが、充実した講習会が開催されたと思います。

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実習風景

  • 最後に参加された方々の声を掲載いたします。

  • 中四国ブロックの医用画像モニタ管理講習会に参加いたしました。                    液晶モニタの仕組みを聞くのは初めてでした。又、実際に管理を行っている担当者ならではの本音(時間外手当とか)も聞くことが出来、非常に興味深かったです。                        ワークショップでは目視チェックのポイント等、フィルムとは全く違う見方が必要だと感じました。                         鳥取では大雪で、早めに切り上げる予定が、時の経つのを忘れてしまい、次回はもっと時間を長く設定しても良いと思いました。
  • (鳥取赤十字病院 磯見正美様)                                                      
  •                 
  • 発表されたすべての方に共通していたポリシーは、「画像の専門職である放射線技師がモニタの管理をおこなうべきである」ということです。この言葉に含まれている意味は、“撮影した画像をただ配信するだけにとどまらず、医師の眼に届くまでが私たちの責任なのだ”と私は受け止めました。医療の質を維持するため、診断用モニタの精度管理がいかに重要であるか気づくことができました。また、このことを院内の職員にも理解していただいたうえで、継続的に管理をおこなうことも必要であるかと思います。「画像の見張り番」「画質の保証人」 という意識をもって、デジタル画像時代にあっても常に眼を光らせていなければ、という使命を感じた講習会でした。
  • (徳島赤十字病院 松田克彦様)
  • 高精細(診断)モニタ精度管理講習会に参加して                                         今回、中四国ブロックにて開催されたモニタ精度管理講習会に参加しました。                                        当院ではフイルムレス化がなされており、放射線部門をはじめ外来や病棟において多数の液晶モニタを使用しています。撮影画像を最適化し保存はしているのですが、医師が使用する各端末毎の画像の見え方の違っていれば読影に支障が出るのではと、フィルムレス運用当時から考えていました。しかし、日本画像医療システム工業会(JIRA)の作成した医用画像表示モニタの品質管理に関するガイドライン(JESRA X-0093)を見ても、品質管理の為のテストを行えばよいのかは分かりますが、正直なところ実際に何をどのようにやればよいのか分からず、納入業者任せにして手を出していないのが現状でした。                                                   講習会では、液晶モニタの構造、特性の説明に始まり、名古屋第二赤十字病院、神戸赤十字病院、松江赤十字病院の実際の管理報告がありました。その後で、モニタ品質管理ソフトウエアを用いて、定期試験とキャリブレーションを実機にて行いました。品質管理では、専用のソフトを用いることで、日常点検、定期試験が非常に簡便に行うことができることが分かりました。また、使用時間の把握や環境照度の影響、病院での管理の現況等、当院で今後、管理を始める上での手本とさせて頂きたいと思います。                                                      講習会の中でもありましたが、モニタ管理は費用が発生する為に病院運営側の理解がなければ行えません。管理を技師が行うのか、事務が行うのかから始まり、まだまだこれからの分野だと思われます。また、将来の放射線技師の存在意義につながることでもあります。当院ではモニタ管理がこれから始まりますが、病院側に管理の重要性を認識してもらえるよう地道に活動していきたいと思います。最後に、このような講習会を企画していただきありがとうございました。
  • (松山赤十字病院 高本研二様  医療情報分科会世話人)
  • 1月15日、この冬一番の寒気が訪れた岡山で中国四国ブロック医療モニタ管理講習会が、岡山赤十字病院研修センターで開催されました。参加施設は11施設(松江・鳥取・広島・庄原・山口・松山・徳島・高知・神戸・名古屋第二・岡山)27名の参加がありました。                                          第一部はフィルムレス環境におけるモニタ精度管理と題して、共催の株式会社ナナオ 技術部 斉藤氏ご講演をいただきました。汎用モニタと医療用高精細モニタの違いなど基礎の話から、JESRAガイドラインの修正のポイントなどわかりやすい講演でした。                                              第二部は液晶モニタ品質管理と実際と題して、各施設のモニタ管理状況を、真野晃浩氏(名古屋第二)、松村光章氏(神戸)、加藤秀之氏(松江)に講演していただきました。実際のモニタ管理の話を聞くと、目からうろこと思えることや、いろいろ苦労されていることが分り大変参考になりました。                                                        第三部は4グループに分れて、不変性試験を行いました。モニタ管理はどんな体制で行うのがよいか?との問いでは各施設のそれぞれ意見を聞け、参考になりました。この講習会で得たスキル等を各施設に持ち帰り実際の業務に活かしていただければと思います。
  • (岡山赤十字病院 梶谷努様 本講習会世話人) 

投稿者 【浅妻 】

【2011年01月17日(月)】

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