日本赤十字放射線技師会

会長挨拶
Chairman greeting

会長 益井 謙

日本赤十字放射線技師会
会長 益井 謙

ユビキタス・ネットワーク時代と日本赤十字放射線技師

 当、ホームページ(HP)へのアクセスいただき、誠にありがとうございます。そして、日頃は赤十字活動や、赤十字病院へのご支援まことにありがとうございます。全国に92施設ある赤十字病院で勤務する、診療放射線技師は、1300余名居ります。そして、地域の皆様の医療に、国際災害救援など、医療の現場で日夜活躍しております。その業務の内容は、放射線治療から画像診断、そして検診など幅広く、しかも、赤十字の使命や精神にのっとって、幅広い診療内容をサポートしています。また、医療は日進月歩と言うより、「時進分歩」の技術的発展を伴って、病苦や病魔に真っ向勝負を挑んできました。CTやMRIといった、コンピューターを駆使した最先端の技術的革命が、日常茶飯事、当り前のように行われる時代になってきましたが、その「時進分歩」の画像診断技術や、放射線治療の学問は、個々の施設によって差があったり、レベルの違いがあっては、いわゆる医療格差を生じます。一方で、医療人の人手不足や、医療経済の緊縮といった時代の洗礼も受けて、益々医療環境は逼迫してきています。56年の歴史を誇る日本赤十字放射線技師会では、2年前から、この時代性を把握し、対峙して行くために、時空を越えた連繋共有社会を構築し、放射線技術のネットワーク化の推進を計画し、HPを中心としたコミュニケーションツールの充実を図ってきました。学術的な分科会を、CT、MRI、核医学、放射線治療乳腺画像、医療情報と6専門分野立ち上げて、情報の共有と、技術力の向上にその安全性とともに寄与させようとしています。また、災害支援など赤十字の使命に則った活動を、時空を超えた「ユビキタス・ネットワーク」を繋げ、1300余名が瞬時に全国の状況を把握し、シェアリングし、行動が起こせるよう計画しています。天変地異はたったひとつの隕石が地球に衝突したために起こったり、たったひとつのプレートがクシャミしたりシャックリしたりして生じます。所が、時代の予兆や、時代性の足音は、たったひとつの現象や、たったひとりの人物がもたらすものではありません。時代を鍛え上げていく為には、ネットワークで緊密に結ばれた仲間が、そのネットワークのパンチ力で、時代性を作り、時代の奔流に抗わない地均しを行ってもたらすものです。赤十字精神と志操を堅持した、皆様の地域の日本赤十字放射線技師の活躍をご期待下さい。